![]() | 琥珀色の誘惑 義月 粧子 (2006/01/25) 竹書房 この商品の詳細を見る |
【満足度】★★★★★
【内容】
オーナー×バイト
【あらすじ】
過去23年間、地味でずっと冴えない人生を送ってきた主人公の圭司は、会社をリストラされ、そのうえアパートが火事になって住む所も失ってしまった。
頼る友人も行く所もなく、途方に暮れて酔いつぶれた圭司は、あるバーで目覚める。
そのバーの美形オーナーとクールなマスターに気に入られ、とりあえずバーでバイトさせてもらえることになったのだが、そこに来店する客は男性ばかり。
そこは「男が好きな男」が通うバーだったのだ!
ノーマルで彼女いない歴23年の圭司は、見たこともないアダルトな世界に戸惑うが、店に訪れる上品で金持ちの男達には、なぜだかモテモテで…!!
【感想】
そなたは美しい……
とアシ○カみたいなセリフを吐いちゃいそうな素敵な表紙です。
このグラスがっ!氷がっ!!後ろの酒瓶がーっ!!!
いやモチロン人物も!!!
挿絵パワー恐るべし。
さて、今回は不幸主人公ですね。
あらすじでは「地味な人生」とか書かれてますが、地味じゃない人生だと思うよ私。
23の若い身空で会社をリストラされ、アパートは火事で私物消失。
親とは折り合い悪く、頼れる友人もいない。
でも安心しろ圭司。
そんな不幸受くんには金持ち攻様が現れると決まってるんだよ。
そんな中で偶然入ったバーで後の攻様・櫻崎と出会うわけですね。
金持ち攻様と不幸受は体の関係から始まるわけですよ。
何とな〜く始まり、不幸受は超ネガティブ思考な為に攻様は本気じゃないと考えたり、いろいろいろいろ誤解に誤解を重ねていくわけですね。
櫻崎は秘書の元彼が忘れられないとか、圭司は店の常連にも貢がせてるとか。
うーん、お約束な展開!!
ラストの方で圭司が母の借金の連帯保証人になってたことによ
り、圭司は借金生活に。
そんな時に寮(のようなもの)を追い出され、そこでまた櫻崎は圭司が常連の家へ行くと誤解。
何とかバイト掛け持ちで利子分は払ってましたが、ヤミ金の脅しによりデリヘルへ身を沈めることに。
店に迷惑はかけられないと、携帯のアドレスを削除し携帯も解約。
圭司のお初のお仕事はVIP向けオークションにかけ、いざ初陣。
客の待つ高級ホテルの部屋へ向かう圭司は、相手が櫻崎だと思えばいいと自分に言い聞かせる。
部屋に入ると、おーっとぉ!?客は何と櫻崎だったー!!
…って感じの、まるで小説のような展開でした(笑)
借金が出てきたあたりからラストのラブまでがかな〜り急ぎ足だったのが少し残念。
読みつつ「あれ?もうこれしかページ残ってないのに終わるのか?」と思ってました。本当に終わっちゃった。
マスターは実は圭司に惚れてるんじゃないか、いや櫻崎か?いやいや滝田??もしや宮城???
とか考えてたんですが、結局マスターについては何か借金関係で顔が利く元彼がいたという事だけしか明らかになりませんでした…
でもまぁ、その後に届いた「薔薇色の罠」がマスターの話だったんですけどね。
でもとにかく突っ込みたいのは「受オークション」!!
話には聞いてましたが、実際に読んだのは初めてですよ。
初物でもないのに、何でわざわざVIPが1回目を競うんだろう…
いや男の初物は面倒だとかいう事は言われてるんですが、かといって経験者をオークションにかける必要性が感じられない。
「これからずっと客はオークションで決める」ってのなら納得できるんですけどねぇ。
まぁどうでもいいか。
まぁ体先行型、金持ち攻と貧乏受のすれ違い勘違いラブ、オークション付きという話だったわけですが、なんだかんだ言って結構好みの話でした。
金持ちって好きだしな〜。
それに奈良さんの挿絵は素晴らしい。
素晴らしいったら素晴らしい。
感嘆しか出てきません。
何にせよアレですね。連帯保証人はイカン。
「親兄弟に泣きつかれても、連帯保証人にはなるな」と塾の先生からキツく言われていたので、私は絶対に親兄弟の連帯保証人にはなりません。
あと、この話で初めて100万以上の利息の上限が15%だと知りました。
29%ってのは知ってたんですけどねー。
いや〜やっぱBLは勉強になる!!!!!!
【リンク作】
「薔薇色の罠」




