![]() | 70%の幸福 桜木 知沙子 (2007/07) 幻冬舎コミックス この商品の詳細を見る |
【満足度】★★★☆☆
【内容】
患者の父親×理学療法士
【あらすじ】
理学療法士の日垣航星がリハビリを担当している創の父親・御木本隆一郎は、初対面から航星に冷たい態度をとる。
最初は反感を覚えていた航星だったが、隆一郎が不器用なだけで本当は子どもを愛する優しい人と知り、気になる存在に。
御木本もまた航星と次第に親しく接するようになる。
やがて御木本への想いを自覚した航星は、遠ざかろうとするが……
【感想】
いつきさんの「コンティニュー?」を再読してから子煩悩BLに目覚めてしまいましたよ。
攻めの子でも受けの子でもいいので、子持ちBL〜子持ちBL〜と探し回ったのですが、なかなかありません。
見つけられたのがこの本と、買ってないけどもう1冊だけ。
全部で3種類ですね。受けが子持ち1、攻めが子持ち2。
あと子じゃないですが、年の離れた弟・妹を育ててるの受けが1。
そういや「ドアをノックするのは誰?」は子育て後BLだったな。
そんな貴重な子持ちBLの1冊です。
「コンティニュー?」は受けの子でしたが、今回は攻めの子で幼稚園児。離婚しておらず、別居中。
攻めの子・創の骨折のリハビリ担当が後の受けになる日垣理学療法士。
理学療法士…ああいい響きだー!
父親である攻めは翻訳家の御木本。
ただそれだけの関係ではなく、日垣の兄が一緒に暮らしている女性が御木本妻でした。
同棲じゃなく同居でしたけど。
日垣はゲイで、家族・親しい友人にはカミングアウト済み。(仕事場には秘密)
姉も日垣がゲイなのをネタに冗談を言ったり、恋人がいるらしいとのことを知ってはしゃいだり、良い家族ですね。
創が日垣にとても懐いていて、その流れで何となく親しく付き合うようになる3人。
ナンパされた男と揉めてるところを御木本に見られゲイがばれましたが、その後も変わらずお付き合い(ホモ的な意味でなく)
そんな中、酔った勢いで寝てしまいましたとさ。
始まりはこんな感じで、あとは御木本が離婚してないこと+創が母親を恋しがっていることでグダグダやってる感じですね。
ほぼ1冊、御木本の奥さんがどうの〜御木本はまだ奥さんがどうの〜とグルグルグルグル考えて1冊が終わります。
ま、小さい子どもがいるBLだったらこんなもんかな?
そういや「コンティニュー?」の方でも、最初は奥さんとヨリを戻せって話になってたし(すぐに拒否してくっついたけど)
この創ですが、まだ幼稚園児なのによくできた子ですよ。
突然母親が家を出てしまったのに、それを受け入れて話題に出すこともせず、でも誕生日には会いに来てくれると信じて待っていたんですよ。
うう……ああ〜健気だわ〜。
いなくてもいいわけじゃなく、本当は会いたいのに、子供ながらに大人の事情なんかを何となく察していたんでしょうかね。
誕生日に会えると思って我慢してたのに、会いに来てくれなかったから爆発するんです。
ええ、そりゃ爆発しますよね。
ああもう本当に可愛い子だよ。平仮名セリフが可愛いよ。
一人称が既に「おれ」だけど、もう本当可愛い。
もう大人だからって言ってお子様ランチを頼まないのもまた胸キュン。
この本の最大の萌えキャラは創だと思いました。
でも将来男に走るんだったら攻めで。ツンデレっぽい同級生をゲットしてください。
で、肝心の二人ですが、どうにもこうにも御木本の気持ちが不明だったな〜。
ラストで、最初の夜の時には既に好きだったとか言ってるんですが、御木本は最初日垣を(というか理学療法士を?)嫌ってたんですよ。
その誤解も解けてまだ日も浅かったと思うんですが…うーん。
まぁいいや。子持ちBLは貴重ですから。
他人の男に懐いてるのが微笑ましくて好きなのかな。




