![]() | 駄犬は愛を求める 鳩村 衣杏 (2007/03) リブレ出版 この商品の詳細を見る |
【満足度】★★☆☆☆
【内容】
俳優×レンタルビデオ店店長
【あらすじ】
「巽を全部、オレのものにしたい。抱きたい」
巽が務める店にやって来た、いけ好かない客・裕城は、実は人気若手俳優。
クールなイメージの裕城だけど素顔は全然違って!?
裕城に惚れられて、身も心も独占したいと迫られた巽は『お試し期間』を設けることに。
情熱的な年下のオトコなんて全然好みじゃない!
でも、まっすぐに愛をぶつける裕城に、巽は揺れて…。
【感想】
読んでない本が…えー……13冊あります。
その中でとりあえず今年発売のものを読んでしまおうと選び出して読んだのがこの本でした。
「ドアをノックするのは誰?」の受けが強烈キャラクターだったので、その他の鳩村本も読んでみようと思いまして。
先日読んだ「恋に命を賭けるのさ」も前に読んだ「秘書の嗜み」もだいたい嫁受けでしたが、この本は割と普通?の受けでした。多分。
とりあえず年下攻めみたいだから買ってみたのですが、どんな年下駄犬攻めかと思えばそんな駄犬というほど駄犬なワンコ君ではなかったです。
鳩村さんの攻めっぽい(といっても4冊しか読んでませんが)若いのに達観してる感じの攻めですね。
今回の攻めは本当に若いです。登場時はまだ19歳。
子供向け戦隊もの番組のブルー役をやってる俳優で、受けは25歳にしてレンタルビデオ店の店長。
店長に泣ける映画を紹介してもらったのが切っ掛けで友人付き合いから始まり一気にBLの世界へ〜という。
本当、何かあっという間の展開でした…
前半の数十頁でもう既に二人は両思い状態。一体いつの間に惚れたんだ。
ただ、裕城の仕事が俳優なのでガッチリ付き合うまでグズグズ悩んだ感じですね。
そういう点は「恋に命を〜」と同じだな。あっちも年下攻めだったし。
そういやこの受けの巽、元はタチだったみたいです。
BLといえば攻めと受け。
攻めが受けに変わる瞬間の美学。
1カップルで気分次第で攻め受け交代するリバカップルはどちらかというと得意でなく、「攻めは攻め・受けは受け」派な私ですが、受けとして登場する受けが「元攻め」というのは好物らしいです。
この巽はそんなに攻め攻めしい印象はありませんでしたが、「元攻め」というプロフィールに萌える。
でも「タチ」の反対が「受け」だったのは気になります。
うーん、この話は攻めが俳優なのにあまり華々しい印象はありません。むしろ何か地味?
喧嘩した時に外国へカメラテストを受けに行ったりしてはいるんですが、何か地味。
でも面白くないというわけでなく、ページが進むにつれて二人が成長していくのが読み取れるような話でした。
まだ20歳と26歳ですからね。男としても人としても恋人としても、まだまだこれから成長していくんでしょうね。
良い年下攻め話でありました。ごちそうさま。




