![]() | 愛が足りない 桜木 知沙子 (2003/12) 新書館 この商品の詳細を見る |
【満足度】★★☆☆☆
【内容】
上司×弟の友人兼同僚+義弟
【あらすじ】
口の悪いクールビューティー刈谷彰吾は、実は義弟の優より大切なものはないというブラコンだった。
だが、優の友人兼会社の同僚・樋口と東京へ出張に行った折、ついうっかり肉体関係を持ってしまい、さらに樋口から「好きだ」と告白されてしまった。
樋口はイイ奴だし体の相性は合うものの、彰吾が一番大事にしたいのは優だ。
ややこしくて紛らわしい、三角関係の行方は……?
【感想】
お久しぶりです。
最近専らドラマCDばっかり聴いてるので本の感想が書けません。
それでも清澗寺シリーズとかちょくちょく読み進めてるのですが、あれは感想書きにくいな…
昨日は砂原さんの新刊を読もうと思ったのですが、なぜか「言ノ葉ノ花」を読んで寝てしまいました。
今日こそは…!!
そういやちょうど一ヶ月前に未読本リストを書いてますね。
24冊中新刊の3冊+清澗寺3冊は読めましたが、他はまだ未読状態です。
「シンプル・イメージ」は新装版が出る前に読んでしまいたい。
エスシリーズはいつ読めるんだろう…(CDは咬痕まで聴いたけど)
さて、これは結構前に読んでいた本です。
何とな〜く衝動買いした本でした。
挿絵を木下けい子さんだと思ってたら違ってびっくりしました。
いや別に挿絵目当てで買ったわけじゃないのでいいのですが。
表紙に3人いるのって珍しいですよね。
兄弟+弟の友人兼兄の部下。
ちょこっと三角関係?というほどでもないですが、そんなお話でした。
超ブラコン兄弟と、弟の友人且つ兄の部下な樋口が兄に惚れている話。
ブラコンな兄弟というのはBL界では珍しくありませんが、この兄弟は本当に超ブラコンです。過剰です。
連れ子同士なので血の繋がりは無いです。榎田さんの「Stepbrother」と同じですね。
ただ、この本は兄弟ものじゃないですが。
血の繋がらない兄弟故に、過剰に依存し合っている感じに成長し、現在に至ってるわけですね。弟25歳、兄27歳。
兄も弟も結構なモテモテさんで、弟の方は彼女ができては振られているようです。
そりゃね…何をやっても「兄ちゃんはこうする」とか「兄ちゃんならこうしてくれる」とか言われたらキレられもしますよ。
「ホットケーキミックスはどのメーカーのでもいいの?」で「兄ちゃんは自力で薄力粉とベーキングパウダーを混ぜて作ってくれるよ」とか言われたらね…
やっぱね、デキた兄弟姉妹がいる人は難しいですね。デキた人間が普通に思えてしまいますからね。
んで、「整いすぎるほど整っている」顔の刈谷兄に惚れてしまった樋口。
…BLの世界には「整いすぎるほど整っている顔」がどれぐらいいるんだろう。
それに名前が「刈谷章吾(かりやしょうご)」なのも……おねえまんず!!!
なんだかんだあって、最終的に兄は弟ではなく樋口を選ぶわけですね。
兄と友人のキスシーンを目撃した弟が、男でもいいなら自分でも、と兄に迫ったのですが玉砕。
せっかくBLの世界で義兄弟になったのにふられるとは哀れな…
でもやっぱ、樋口の言う通りに、恋心ではなくブラコン独占欲だったと思います。
兄に一番な人ができてしまったら、血の繋がらない自分はどうでもよくなってしまうのではないか、みたいな考えがまだあったのではないかと。
弟と友人が兄をとりあうというシチュエーションはなかなかなのではないでしょうか。




