![]() | この罪深き夜に 夜ごと蜜は滴りて せつなさは夜の媚薬 罪の褥も濡れる夜 和泉 桂 |
【満足度】★★★★☆
【内容】
親子兄弟受け華族物語
【感想】
三男編CDを始めに聴き、昼ドラのような大正浪漫に魅せられ原作にも手を出してみました。
CDを3→1→2の順で聴き、先に同人誌をゲットしつつのんびり原作4作目までを制覇しました。
(読んだのは3月だったけど)
・長男編「この罪深き夜に」
これは最初からシリーズ化することを前提に書かれていたのか、それとも後出しだったのか…
とりあえず長男が主人公で世の中に出てきました。
時代は大正、バケモノ父に放蕩次男、のんびり三男、そして末っ子妹に囲まれガッチガチに凝り固まってた真面目人間さんですね。
心のよりどころだった、幼馴染みでもある使用人の息子と仲良かったのに引き裂かれ、大人になってから再会というわけですよ。
主従愛・(一応)下克上ですね。
CDを先に聴いていたので「これからどうなるんだろう」というドキドキ感は味わえませんでしたが、ドラマチーック!!な展開がグッドであります。
(一応)下克上だけど始終敬語をくずさなかった、根っからの従な攻めにアッパレ賞。
好きな人のために体を差し出す貴族長男受けもアッパレ賞。
ラブラブカップルだけど、この二人の未来は暗そうで心配。
雑誌に載った第一部完の話の感想もあちらこちらで読みましたが、やっぱり未来は…
戦争の時代ですからねえ。
・次男編「夜ごと蜜は滴りて」
兄ちゃん大好きだったのに裏切られた!ガーン!!ぐれてやるー!!風味の次男編。
こちらも(一応)下克上。
でも長男の攻めと違ってこちらは鬼畜さんでございました。
うーん激しい…ちょっと私には理解しにくい愛でございました。
兄上のペーパーナイフ、一体どうなってしまったのでしょう。
・三男編「せつなさは夜の媚薬」
私はこの三男編が一番好きです。
一番未来が明るそうだし、何といってもイタリア攻めのくっさいセリフが何ともクセになってしまいます。
深紅の薔薇がどーたらこーたらというシーンは、CDではあまりにも声優さんの声とマッチしてたので流せましたが、文章で読むと「何言ってんだコイツ」と思ってしまいましたよ。
それにしても、クラウディオ・コルシ・バルディ・アルフィエーリと清澗寺道貴。なんだこのゴージャス名カップル。
ところで震災後、次男が帰ってきた時に「ただで?」という問いの後の「……そうだ」の間は、つまり「金が無い?じゃあ体(略)」ということだったんでしょうか?
そういやこの話、「せつなさは恋の媚薬」だと思い込んでたんですよ。
ああ三男っぽい甘酸っぱい可愛いタイトルだな〜と思ってたら「夜の媚薬」でショックを受けたのでありました。
・父編「罪の褥も濡れる夜」
ついに父編にまできてしまいました。
父は一部完結の際には47歳?どんなバケモノなんだよ!
挿絵の円陣さんの気合いも一番入ってるよな、多分。
とにかくバケモノ。妖精。もう人間じゃないと考えた方がいい。
次男編もよく理解できませんでしたが、この二人の話もあまり理解できませんでした。
ただ話は理解できなくともBLには「萌え」というがありますかね。
禁欲した上に粥を作ったのは萌え。
でもこの父ちゃんもラストでは40代後半。
そろそろ美しいままアッサリポックリ亡くなりそうで恐ろしい。
5冊目はロン毛受けがどうにも苦手で手を出してないんです。
第一部は完結したそうですが、第二部は一体どうなんだろう。
次世代…って清澗寺親子は受け一家だしな!!!
鞠ちゃんの子孫世代編?それとも冬貴の父・祖父編??
そういや鞠ちゃんの父親って誰なんだろう。







